【算命学ブログ鑑定（一般の方）】義母は裕福な実家でお勤めをすることもなく結婚しました 他人の思惑なぞお構いなしの言動に、いつも振り回されています

今日は海子さんです。

主人の母の事を観てください。
義母は裕福な実家でお勤めをすることもなく結婚しました。
他人の思惑なぞお構いなしの言動に本当に理解に苦しみます。
主人は次男なのに・・・。
そんな思いもぐるぐるとまわります。

頂いたメールを読ませて頂きながら、
『うちの姑も凄いわ～、そういえばよく似た局だったわ。』
パワー満点の姑を思い出していました。
そして義妹の事も。

姑は母のお通夜に来た時、横たわっている母に一礼したかと思うと、
『ちょっと家の中見せてもらうわね。』って歩き出しました。
『こんなときじゃないとあなたたちの生活がみれないから。』って。

甥が高校が不合格だった時、意気消沈の兄嫁に、
『頭が悪いのはあなたに似たから仕方がないのよ。』って具合。
う～ん、わからんです。

はい、お義母さんは巳月生まれの丙火の女性です。
物に例えると夏の太陽です。

暑い夏に燦々と輝く太陽。
太陽ですから明るく周囲を照らしますが、プライドが結構高いのが丙火の方です。

主星は鳳閣星という明るい小学生くらいの男の子の星。
みんなでわいわいと遊ぶのが大好きです。

遊ぶと言ってもお姑様の時代ですからお稽古事三昧でしょうか？
お嬢様がそのまま年齢を重ねてしまったのですね。

宿命上の特徴としては食局というものを持たれています。
これは特殊五局の一つで身強、身弱にかかわらす大変にスケールが大きいのです。

でも、お母さんは天将星に天禄星がある最身強ちゃん。
王様と専務が一緒にいるような、加えて天恍星は我儘な女王様のような星。

私は弟嫁の宿命を思い出しました。
母が末期癌でも一度もお見舞いに来なかった、
『あんた達が来るのはお金借りる時だけなの！』って。

車騎星が輝く私が何で喧嘩しないのか、彼女のスケールがでかすぎて、私は彼女の敵ではないとよ～くわかっているから。
彼女が嫁でいるから弟の会社はつぶれないのです。

そうです、海子さんがかなう相手ではありません。
ご主人様と坊ちゃんと一緒になってなんとか互角にはなるけど、まぁ、ダメでしょうね・・・ってくらい強い方。

食局というのは本来とても頭のいい星。
私が鑑定させて頂いた方は歯科医師の方も多かったです。

頭がいいから周囲がお馬鹿にみえてしまうのかしら。
そしてこの局の方は一生食べるのに困らないのです。
誰かお世話してくれる方がでてきます。

鳳閣星と調舒星がてんこ盛りなのが食局。
もともと遊ぶのが大好きな鳳閣星や、夢とロマンが空翔る調舒星達ですから、誰かがお世話してくれないと・・・。

宿命自体は火が多く、こういう方の守護神は火を抑えてくれるものを取りますが、お母さんにはそれがありません。
他人の言ったことやした事にカチンカチンくるカチンカチン星がありますから、カッときたらやりたい放題、言いたい放題なんでしょう。

では、どうするか。
どうもできませんよね。

年齢が上がっても『頑固』『プライドの高さ』は萎えるどころか、ますます磨きがかかります。
父を見ていたら、
『年を取って丸くなるなんて嘘！』
と思うのです。

ご主人様の天中殺に生まれた男児だから坊ちゃんは子丑天中殺で、人からお世話されるのが当たり前のお母さんだから海子さんのような穏やかなお嫁さんが来て、跡取りの星があるからご主人様がお母さんと同居して、家が栄える星がある海子さんが妻になりました。
家族のそれぞれの宿命が絡み合って、別の運命を紡いでいかれるのですね。

海子さんはとても聡明な方。
これからもたくさんの思いの中でなんとか頑張っていかれるでしょう。

一つだけ気を付けることがあるなら、独りにならない事。
だから、『私さえ。』の思いはとても危険。

気持ちが一人になると心がとんでもない方向へ飛んでしまいます。
幸い坊ちゃん達は海子さんの味方ですね。
海子さんの守護神でもあります。

家族の中で今しっかり心の中を吐き出しておきましょう。
『今、勉強（仕事）が忙しいから。』
なんて遠慮は無用。

互いに心の内を見せ合って家族のきずなを深めておいてください。
まだまだこれから一山も二山もありますから。

でもこの無茶ぶりをなんとか受け入れそらしていくと、なんだかすごく寛容さのキャパが広がりますね。
もう何がきても怖くないわって。

そうやって海子さんの日干・己土はどんどん耕されていって、本当に本当に可愛らしい、それこそむしゃぶりつきたくなるような可愛らしいおばぁちゃまになられるでしょうね。