【算命学ブログ鑑定(一般の方)】現在公務員ですが、役者になりたいです

今日は、埼玉県から天音さん。
『あまねさん』とお読みします。
1982年2月4日生まれです。
相談は適職についてです。

「現在は公務員をしていますが、役者にもなりたいのです。
趣味で演劇をしていますが、整体師にも興味があります。
適職と転職するのであればその時期を教えてください。」

さぁ星はどんな職業を適職といっているのでしょうか?

さて、まずは役者になりたいという天音さんですが、鑑定版の東に調舒星があるでしょう。
これが伝達の星です。
役者になりたい、趣味で演劇をやっているというのも頷けます。

この星がささやくんですよ。
「何か人に伝えたい。」って。

また、頂いたメールで役者になりたいことが本当によくわかりました。
さすが伝達の星がある人だわーって私はうなったものです。

伝達の星でも鳳閣星は伝達の星の陽。
伝達の仕方がアバウトなんです。

野球で言うと、元巨人軍監督の長島監督のように、
「バッティング? 来た球を打つんだよ。」ってバットを振る感じ。
あ、天音さんはわかりませんよね・・・すみません。

天音さんの持っている調舒星は伝達の星の陰ですから、細かく伝達ができます。
きちんと理屈が通っているのです。

メールで「本題からそれるので何故演劇が好きか割愛します」ってありましたが、私は是非とも続きが聞きたかったです。

さてこの調舒星は孤独の星でもあります。
東は未来、この場所にこの星がある人は、自分の未来に対することで心が孤独になり揺れます。
目的探しの悩みが多いのが特徴です。


天音さんは寅月生まれの戊土の人。
春の大地です。
春の大地は物を育てるのが役目。

そのせいか日干・戊土の人は人・物・会社を育てるのが得意ですよ。
天音さんは後輩の面倒見もいいんじゃないかな。
戊土の人というのは、大地ですから粘り強いんです。

加えてありましたね、天将星という最身強の星が。

天将星をお持ちの方には、
「皆さん、心配することはありません。わが思う道をドンドン行ってください。
失敗したってみんなならすぐに起き上がれますって。」

って応援をしているのですが・・・。

ただ、天音さんの主星は貫索星といってがんこ星。
これが大地から出ているがんこさんですから、少々のことじゃ自分の考えを変えられません。

というか思い込んだら地球がぶっ飛ばん限り考えを変えられないのです。
このがんこさんが良い方向に出たらいいですね。

加えて(まだあるんですよ)、天音さんは三合会局といってスケールの大きなものをお持ちです。

三合会局は異次元融合。
いろんなものとすぐに同化できます。
(海外で一番その土地になじむのが早いって言われます)

役者・整体師とちょっと見まったく異質なものが同じように考えられるのは、この局のせいかもしれませんね。
ただ、この局はもっている個々の星の意味合いをさらにさらに強ーくしてしまいます。

天音さんの年支は戌、月支は寅、日支は午です。
時計に重ねて見てください。

12時から子が始まり、午は6時で戌は10時で寅は2時の時刻をさします。
線で結ぶと綺麗な正三角形を描くでしょう。
これが三合会局です。

天音さんは火局三合といって火の庫に入ります。
この場所は南方で、自己顕示をしたり伝達したりする場所です。
お持ちの調舒星がさらに大きくなって自分の星を生かそうとするのでしょう。

ある人は演ずることで、またある人は描くこと、奏でること、書くことで自分を表現するだと思います。
この星を生かそうと思うと、良いお師匠さんを身近に持つことですよ。

スケールが大きくなるのは調舒星だけじゃありません。
主星の貫索星もさらにその質がパワーアップされます。
もともと守備本能の星。
かなり保守的な部分もあります。
そういう意味で公務員は向いているのかしら。

東の石門星は組織と和合できる星。
この星がある人は、組織の中でも何とかやっていけるし友達も多いのです。

何れにせよ天音さんは条件等で仕事を選ぶタイプではなく、自分の満足「いい仕事をしたい」というタイプです。
このポイントをはずすと星がすねてしまいますよ。


さて、宿命にある星を使うとやはり生きやすく運の流れもスムーズになります。

もうブログにも何度か書いたのですが、私は会計の専門学校で講師をしております。
ただ伝達の星がないので、この仕事はしんどいです。

もう何回も授業をした単元でも「下手やなー。」って思うことがしょっちゅうです。

でも、私はこの難問をこんな風に言えばすごくよくわかる!って考えるのが大好きなんです。
レジュメを作り変え作り変え「もっとシンプルに」「もっとわかりやすく」と考えあぐねる、それは私にとっては楽しい作業です。

伝達の星があったらなぁ、もっと楽に仕事ができるのになぁって何度思ったことか・・・。
(でもね、算命学を勉強する以前から、私は教えるの下手だわーって感じてました)

天音さん、これは年長者の一つの考えとして聞かれてください。

持って生まれた星を使うのが一番やりやすいけど、
「適職とは工夫したり努力することがちっとも苦にならない仕事」
だと、私は思うのです。


もう少し加えるのなら、今現在の仕事のプロになることです。
「今の仕事でそこまでしたくないわ」って思うのなら職を変えることも一考です。

先日の新聞に地方の中小企業の記事がありました。
その工場は、「最強のはずれないナット」を作って海外にも輸出しているんだけど、そこの社長(おじちゃん)が、

「不況で受注が減って助かりました。
受注に生産が追いつかんかったんです。」


プロになるという事は、どんな状況になってももびくともしないことなんでしょうね。


天音さんには相続の星(南北同じ星)と、(実際はそうじゃなくても)長女の役目をする星(天貴星)と、お墓を守る星(天庫星)があります。

これってひとつあってもそうなるのに、こう三つそろい踏みすると、やっぱ将来は、ご長男のところにお嫁にいくか実家をみるか・・・。

天音さん、天将星があるでしょう。
嫁ぎ先もみるし実家もみるしってなるかも?

エネルギーのある人って消化するようになっていますから。
そしてどういうわけかそういう方とご縁があるもんなんですよ。


次に転職する時期です。

天中殺が明けてからにしてください。
もちろん天中殺の月もはずしてね。


これはもう天音さんに限らず、
「天中殺に動いてはいけない。」
「新しいことを初めてはいけない。」

っていう常套句の付け足しだと思ってください。

天中殺期間中だっていくらでも新しいことを始めても良いんです。
転職も新築も結婚も・・・。

ただ原則として、
「天中殺期間中に始めた事は、全うすることが出来ない。」
というものがあります。

でも「私は天中殺に開業したけど順調よ。」っておっしゃる方もいると思います。
結果が出るのは次の天中殺。
または対中天中殺。

子・丑天中殺の人は真反対の午・未の年。
それまで順調だったのに、なぜかうまくいかないとか、そういった天からの「お知らせ現象」が必ず出てきますから、こういうときこそ謙虚に身の回りの整理をされてください。

でも、いくら天から「お知らせ現象」を頂いても、気がつかなければ何にもなりません。
いつも身の回りをきちんとして謙虚な自分でいることが、我が身を守ってくれるんですね。

なかなか難しいことですが・・・。

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