先日、先生のところへ鑑定依頼があり、昭和57年1月生まれの男性で行方不明になったとか。
なんでも職場の研修中にいなくなったんだそう。
拉致とかいじめとかではなく、蒸発だそうです。
「息子はどこにいますか?」
お母さんの声だけ私は聞こえたんですが、というよりどうしても顔を見ることができなくて、こればかりはなんとも・・・言ってあげようもなく。
先生は易もたてられるんだけど、そんなものは気休めにしかなりませんよね。
もう20年以上も昔、隣の家の奥さんが急にいなくなりました。
小・中・高校と3人の男の子のお母さんで化粧品のセールスをしていて、その奥さんがいる場所だけパッと花が咲いたような華やかな雰囲気を持った人でした。
当時20歳台の私と並んでも遜色なく、かえって大人の女の色香みたいなものを感じさせる人。
なんでも若い男性と駆け落ちしたんですとか・・・。
まだ一番下の子は小学生ですよ。
離婚したいのならちゃんと筋道立ててしないと。
それから何年かして隣のご主人は前の奥さんとよく似た、でもうんと若い人と再婚しました。
同じ時期に、私は街でカード会社のバッチをつけ勧誘している奥さんを見かけました。
「なんかおばちゃん損したよな・・」
ってこと思いながら、そのやつれた顔を見ていました。
ただ、子どもは一番下の子はグレて鑑別所のお世話になり、一番上のお兄ちゃんは引きこもったきりでした。
たまにベランダにでては、ブツブツとひとり言を言っていました。
おじさんは新しい家族を連れて引越しをされ、もうどうしているやら。
おばちゃんはちゃんと話をして離婚したら、上のお兄ちゃんは引きこもることもなかったし、警察のお世話にもならなかったんじゃないのって。
やはりおばちゃんを責める気持ちがどうしても拭いきれないのです。
あれから何年たってもです。
どんな事情があっても急にいなくなるなんて、いけません。
【算命学】蒸発したご家族の鑑定依頼
2008年11月19日
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