今日は東京から美咲さん、金融機関にお勤めの38歳の女性の方。
現在、離婚しようか迷っていらっしゃいます。
ご主人は、やれパチンコ、テコンドー、釣り、フットサル等自分の趣味で大忙し、全然家庭を大切にしてくれません。
女性関係はないので、我慢しようとも思うのですが、ご主人の実家の借金を肩代わりし、
「主人がいないほうが生活が潤う?!」
という結婚生活に疑問が出てきました。
女として辛いのは女性関係ですが、それがないのなら我慢しようか・・・。
揺れますね。
星は何て囁いてくれるのでしょうか。
まずはご主人の方からね。
ご主人は辰月生まれの癸水の人。
春の水です。
この『春水さん』は、生来の女好きです。
春の水は、寒い冬が終わって待ち焦がれた春がやってくる、水がぬるみ養分を一杯蓄えています。
色っぽいんです。
蓄えた養分をあちこちに蒔きたい、子どもが生めそうな若い女が大好きなんです。
おまけにご主人は天恍星といってモテ星があり、天印星といって赤ちゃん星もお持ちです。
赤ちゃんを嫌う人なんていませんよね。
無邪気で人から嫌われない得な星です。
これだけ揃えばねぇ・・・。
もし女性関係の悩みだと、
「これは春水さんの病気ですから、あきらめたほうがいいです。
我慢できないなら離婚です。」
ってなるんですが。
ご主人の主星は牽牛星というプライドの星ですが、まわりにぐるりと遊びの星、鳳閣星と調舒星がありますね。
遊び上手がまわりに集まると遊んでばかりになってしまいますよ。
ただし、ギャンブルはやめたほうがよろしいでしょう。
財の星がない人だから、やっても負けが込みます。
恋人でいるうちは楽しい男性でしょう。
美咲さんのご主人ではないけど、最近の20~30歳台の男性は、
「妻子の扶養義務」という感覚が薄くなっているのかしらね・・・。
まぁ世帯主一人では養いきれないという世知辛い現実もあるんでしょうが。
うちの先生は、男性の浮気に関しては「まぁまぁ」って感じで鷹揚なんですが、こと扶養義務については、
「十人の口を支える力と書いて男って書くんだろう。
何をやっとるんじゃい!」
とかなり厳しく批判されています。
金銭感覚については、生来の生育歴もあるし、宿命上に金銭にだらしない等はありません。
そもそも財の星自体がない方ですから。
こういう方は、ちゃんと働いた分しか残りません。
お金のことについては、もうきちんと話し合いもされたと思います。
それでも、改まらないようでしたら離婚も現実的な選択肢です。
美咲さんには両手に花の二度縁こそはないですが、火局三合といって二度縁の質があります。
離婚されたら宿命の消化という事になります。
そして、美咲さんの日干支は庚金の寅。
この日干支は、土壇場で力を発揮する強い星。
ご自身の思うように生きられてください。腹が決まると強いですよ。
夫がいなくても生きていけるという母の覚悟は、子どもの将来に決してマイナスにはならないと私は思うのです。
美咲さんは、実は夫が守護神なんですよ。
結婚して幸せになる女性です。
仮に今のご主人とお別れになっても、結婚はこれからの人生の視野に入れておかれてくださいね。
美咲さんはエネルギーも身弱だし、専業主婦が向いていらっしゃるんだけど中々思うように運命と宿命が合わないものですね。
さて、金融機関の総合職としてで頑張られている美咲さんですが、最近は仕事の方も疲れが出ているのを感じられるそうです。
「この仕事向いていないのかしら。」
って言われていましたが、それは違います。
美咲さんのエネルギー自体は身弱ですが、その分、よく気がつき、よく動かれますよ。
役職についている事もうなずけます。
そもそも金融を取り巻く環境が厳しすぎるのです。
金融自由化で、幕下も横綱も同じ土俵に上がっているようなものですから。
それにしても現在の不況の嵐は風速を弱める気配はありません。
でも後少し。
あと3~4年です。
鬼門を通過したら必ず陽の時代がやってきます。
寒い冬の後に春が来る自然の理と同様、今は『辛抱』の2字の上にじっと耐えて下さい。
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