よくカップルで来られた人が、
「僕には、○○格とかあるんですが、彼女にはないんですか？」
って聞かれます。
○○格というのは、「印綬格の一点破格」等の名前が付いている宿命のこと。
よく「格がちがうわよ。」っていうでしょう。
私はここから出ているんじゃないかなって思うんです。
占技としては、格法の中の一つでほかにもありますが、運勢が強いことは皆同じです。
また、持っていらっしゃる人がいたら、その都度ご紹介します。
つい「良い宿命ですね。」って言ってしまうんですが、実は宿命に良いも悪いもないんです。
たとえば外国の星があるっていっても、海外を飛び回る商社マンになっていたらどうでしょうか？
「肝臓が弱い商社マンは出世しない。」って言うのを聞いたことがあるけど。
商社マンになって印綬格のよさが出るでしょうか？
また、たえず人の出入りが多い商売人の跡取りに生まれたら、勉強したいという知恵の星を満足させられるでしょうか？
宿命に良いも悪いもないんですよ。
自分の宿命を、宿命にあった環境においてあげることが何よりも大切なことなんです。
皆さんも、いろいろな人生の選択に悩まれた事がありますよね。
結婚・就職等、大きな選択から小さな選択までいろいろあったと思います。
その時、
「もっと上手く立ち回れば・・」とか
「ここにいるより、あっちにいったほうが絶対にいいって。」
なんてこと、思ったことありませんか？
何でこんなこと、必死でがんばるんだろう。
何でさっさとやめないの？
誰が見てもそんなこと、わかるじゃない。
こんな風に、何度も何度も自分に言い聞かせてもだめなことって、なかったですか？
それは、星がささやいてくれているんです。
宿命って命に宿るんです。
自分じゃどうもこうも出来んのんです。
星が、
「私はこうなんだから、こっちでしょ。なに人と比べてんの？」
そう言って宿命に合うように導いてくれているんです。
どうぞ、１日に少しの時間でも、静かに自分と向き合う時間をつくられて、自分の心の声に、そっと耳を傾けてくださいね。
その声は、あなたにしか聞こえないんですから・・・。
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