今日の相談は、1966年11月25日生まれのようこさん。
福岡県にお住まいの主婦の方です。
時々、自営のご主人の仕事を手伝っていらっしゃるそうです。
去年からご実家が隣家のもらい火で火事にあい、お父様は事故で亡くなられ、お母様は難病が見つかり、ようこさんご自身もイマイチ体調がすぐれず再検査を繰り返しているそう。
ここ2～3年の災難・不幸続きに今自分はなにか悪い時期ですかとのことです。
ようこさんは亥月生まれの戊土の人。
冬の大地です。日干土性の人は、それだけで運の強い（というかしぶとい）ものを持たれています。
おまけに天将星がありますから、強いエネルギーの持ち主です。
ご主人がこの不況に自営を何とかこなしていけるのは、ようこさんがお嫁さんだからでしょう。
まずはようこさんの質問から。
ようこさんの天中殺は、午・未年です。
大運は６歳ごとになんとなく運の風向きが変わる６歳運。
ようこさんの大運の３６歳から自分の天中殺の未と午がポッコリ入っています。
ただ、ようこさんは初旬に戊戌と年干支の丙午が大半会して、天中殺現象が２６歳からはじまり６６歳まで延びます。
ご結婚が２３歳の時ということは午年ではありませんか？
結婚してから、波乱万丈、嵐の中の木の葉のように翻弄されていきます。
そして、ご主人の天中殺は戌・亥天中殺。
今年は天中殺が明けているんですが、ご主人も大運天中殺に２５歳から入っています。
運は決して一人ではできません。
やはり、何か気になる事が続いたら一家全員の運を観ないといけません。
でも、それはようこさんのせいではないんです。
ご実家の家事は、お隣の火の不始末。
お父様の死は不幸な事故です。
ご自分の体調の悪さは、年齢的にいたしかたないこと。
体は取替えがききませんから、ガタもきます。
プレ更年期ですが、今まで生かされてきた税金と思って受け入れていくしかないです。
間違っても、お払いとかに大枚を払わないように・・・。
（従姉妹が子どものことで相談して、２年間拝んであげるから７０万円ですって言われたみたいです）
ご夫婦お二人が大運天中殺の真っ只中にいるんですから、いろいろあって当たり前。
誰でもいろいろあるんですが、一度にきてしまうんですね。
さて、今度はようこさんご自身の健康面。
宿命的には、片寄った宿命ではないんですが、大運の３６歳から乙未がめぐって、ようこさんの日干支・戊子を壊しています。
水の害なんですが、宿命に水がある人は妊娠しやすいんです。
その分、婦人科系の病気には注意をされてください。
宿命的には大丈夫なんですが、この時期は、腎臓をふくめ婦人科系の病気には注意が必要です。
特に去年・今年は水の年ですから、大事に至らないように受診をこまめにされてください。
あとは、怪我・骨折にも注意です。
大運天中殺の真っ只中、結婚してから、ジェットコースターで上がったり下がったりを繰り返す人生だったのではないでしょうか。
たぶん、それはようこさんご自身のお金の使い方も影響していると思われます。
主星が財の星・禄存星、西に財の星（これは蓄財の星）司禄星。
そして、周りにそれを壊す星がぐるりと囲んでいます。
お金の使い方に度胸があるんです。
それを、身強の星・天将星が拍車をかけます。
ン１０万もする時計やブランド物のバッグがさらっと買えてしまうんです。
（手元にお金があってもなくてもです）
ブランド物に興味がない地味な感じの人でも、高価な印鑑に大金を払ったりします。
うちの義妹もそう。
宝石が大好きで、ふらっと宝石店に入っていきます。
宝石店なんて、私は結婚指輪を買ってもらった時しか入ったことないのに・・・
（私がしょぼすぎるんでしょうか・・）
ただフツーの格好で（ユニクロのトレーナーにＧパン）ふらっと入っていくんで驚くのです。
こういう人に節約をすすめても無駄です。
本人は、やりくりしているつもりなんですが、どうもねぇ・・・。
なんとかなるわよって思って実際になんとかなってきた人ですから。
貯めることを考えるよりか、働いて稼ぐことを考えたほうがいいんです。
運は一人ではできません。
次はご主人の宿命を出してみます。
ようこさんのご主人です。
未月生まれの壬水の人です。（ものにたとえると秋の大海です）
ちなみに日干・壬水の人は、人の好き嫌いをしてはいけませんよ。
海は大きなゴミ箱といわれるように、なんでも飲み込んでいますよね。
だから、何でも受け入れるように。
「あの人嫌い、この人も嫌い」じゃ運が落ちます。
ところで日干支・壬申がご主人の大運の初旬と律音（りっちん）しています。
すると大運天中殺現象が３旬目から出てきます。
第３旬と第４旬にご主人の天中殺・戌・亥がポッコリ入っているでしょう。
天中殺現象がさらにさらに延びて、８５歳までになります。
波乱万丈の人生です。
お互いが結婚をしてずっと大運天中殺に突入しているんですから、
そりゃ色々あって当たり前ですって。
ないほうがおかしいんです。
まぁよくここまでがんばりましたねっていうのが感想です。
「何度離婚を考えたかわかりません。」
確かに、ご主人は、申・子・辰の水局三合をもたれているので二度縁。
そして、ようこさんは中年期は身弱の天馳星がめぐってきます。
二度縁を宿命では持たれていないのですが、初年期の天将星とのエネルギーが大きすぎてボキンと折れてしまいます。
おまけに天中殺の年の結婚となれば、離婚に至っても全然おかしくありません。
ただし、ようこさんの忌神は夫。
だれと結婚されても、夫で苦労するのは宿命なんです。
それは、経済力かもしれませんし女性関係かもしれませんしギャンブルかも。
だれと結婚しても苦労するのであれば、もう腹をくくりませんか？
ここまでがんばってきたんだもの。
ご主人は短気というよりプライドが高いのです。
ようこさんの自分にはないエネルギーの強さがカチンカチンとくるのかもしれません。
ちなみにようこさんの守護神は実のお母様。
大切にされてくださいね。
さて、ようこさん、なんとご主人と同い年の恋人がいらっしゃるそう。
うーん、この大運天中殺の真っ只中に大胆な。
というか、大運天中殺だからこういうことになるのかもしれません。
私の汚い手書きで申し訳ないんだけど、まずは、ようこさんのご主人。
ようこさんのご主人は壬水の人。
壬水のお相手は、丁火。下のほうにいるでしょう。
そして、その丁火がすぐ恋人・壬水を連れています。
ということは、配偶者の浮気は宿命どおりって事でしょうか・・・。
次はようこさん。
ようこさんは戊土の人。
戊土の夫は、癸水。
下のほうにいます。
そして恋人が壬水。癸水のすぐ横にいるでしょう。
（ご主人の友達とか知っている人じゃなければいいんだけど・・・）
恋人の壬水が配偶者の丁火をすぐ横に連れているでしょう。
ようこさん、三角関係または四角関係になるのは宿命上いたしかたないこと。
また、困ったことに（？）ようこさんの主星は禄存星といって魅力本能の陽。
他人の興味を自分のほうに引きつけたいのです。
占いではそうなります。
ようこさんの忌神は夫。
だれと結婚しても夫で苦労するのは宿命。
夫をアテにできない分、自分ががんばってがんばっていく人。
夫の他に恋人なんて、苦労を背負い込むようなものですよ。
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