鑑定がきかない方がいらっしゃいます。
『あんたが当たらない占い師なだけでしょ。』
かもしれませんが、ちょっと違います。
『占いだから当たるも八卦当たらぬも八卦でしょ。』
でもないのです。
算命学はン千年前からある占星術ですが、西洋もそれも東洋のそれもみな目的は国盗りと跡取り。
だから真剣で命がけ。
そう馬鹿にしたもんではありません。
よく頂く感想は、
『勿論、全部は当たってませんし、外れているって思う事もあります。
でも、なんでそこ知ってんですか?ってすごく驚く事があります。』
こう言われます。
だって鑑定板の中にあらわれていますもの。
では、頑固な方というとそうでもないのです。
鑑定が出来ない方、それは自分ではない人生を生きていらっしゃる方です。
どうもなんかいつもと調子が違う。
そんな感じで鑑定が進みます。
親が良かれと思って引いてくれた人生を歩かれた方。
『こうなって欲しい。』
そんな思いに必死で応えようとされた方。
親のこうなって欲しいとの思いは、
『あれをしてはいけません。』『これもいけません。』の裏返しなのです。
その『してはいけません。』の否定語にがんじがらめにされてしまいました。
『お母さんがいたら友達はいらないでしょう。』
こう言われて続けた女性もいらしてでした。
勿論そのご両親様も心の中に深い闇を抱えていらしてなのです。
もっとさかのぼれば祖父母様から続いている場合も多々あります。
ここはもうぶった切るしかないのです。
でも、ぶった切るだけではダメなのです。
だって、固く結ばれた結び目はほどけていないでしょう。
またどこかで何かの拍子で蒸し返してきます。
自身で結び目をほどいていかなくては。
鑑定が出来ることはほんのほんの少しだけ、ちょこんと頭を上にあげてあげるだけなのです。
【算命学】鑑定が出来ない・当たらないお客様
2018年10月13日
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