今日はお嬢さんからお父さんの相談です。
父は新卒後ずっと教育公務員の道を歩んできました。
このたびも再任用されて教員をしています。
父は現在の勤務地をたいそう気に入って、できればこのままあと少しは勤務したいようです。
父の大きな運の流れを教えてください。
はい、了解しました。
さぁ、星はなんて囁いてくれるのでしょうか?
さて、お父さんは寅月生まれの戊土の男性。
物に例えたら春の大地です。
厳しい冬を越し暖かくなった春の大地は、たっぷりと養分を蓄えて作物を育てます。
物を育てるのが大地の役目ですから、日干・戊土の方は教育関係に向くと観ます。
伝達の星の有無は関係なくして。
お父さんも伝達の星はありませんね。
お父さんの鑑定版をお出しして、経歴を聞かせてもらって『なるほど。』と思ったものです。
主星は頑固星の貫策星。
この頑固ちゃんが戊土という大地から出ていますので、言い出したらそれこそ地球がぶっ飛んでも他人の言う事なんざ聞きません。
我が思いをぶっちぎります。
また才能領域は南天運。
これは考える星がどこにもない奇妙な型です。
けっして頭が悪いとかではなく、要は、
『好きなもんは好きなんじゃい。嫌いなもんは嫌いなんじゃい。』
そんな世界にいらっしゃる方です。
現在お父さんの気いる勤務地で良かったですね。
さて、運の流れを算命学では10年ごとに区切ります。
よい事ばかりは続かないし悪い事もしかりです。
その運の流れを大運と言います。
お父さんは1歳ごとに運の流れが変化する1歳運です。
現在61歳からの大運を歩まれています。
干支が一巡しましたね。
よく頑張られましたね。
お父さんの初旬に癸丑が来ており年柱と半会しています。
こういう方は第三旬目と四旬目に大運天中殺現象が出ます。
またそれは40歳まででしたが、41歳から定年まで仕事運の良い大運が廻ってきていました。
仕事運がいいという事は忙しいのです。
そして現在61歳からの大運に、ご自身の天中殺の干支がポッコリ入っています。
20年の長きに渡る大運天中殺です。
来年からは年の天中殺でもありますから、続いて緊張した生活をされてください。
大運天中殺と言っても悪い事ばかりが起こるのではありません。
それにお父さんはもうすでに人生のビッグイベントはすまれています。
人生の終盤に大運天中殺が来られる方は忙しい老後を送られるのです。
ソフトバンクの王名誉監督(?)がそうです。
何かとメディアでお見かけする機会が増えました。
ですからたぶんこのままお父さんは今の勤務地にいらして、忙しく働かれるのではないのでしょうか。
現在の勤務先を退職されても今までの経験を活かして、活動をされてだと思いますよ。
よい事です。
ただ健康には十分に注意を払ってくださいね。
コメント
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お忙しいところありがとうございました!
メールと二重になってしまいますが、この場をかりてお礼申し上げます。これからも先生のブログを拝見させて頂きます。